『公研』2024年2月号「interview」
鳥の求愛行動と言えば、綺麗な鳴き声が思い浮かぶ。けれども、鳴くこと以外にも様々なコミュニケーションの形態があることがわかってきている。鳥たちの複雑な恋愛事情について伺った。
北海道大学大学院
理学研究院生物科学部門准教授 相馬 雅代
そうま まさよ:神奈川県生まれ。 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系生命・認知 科学コース博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員を経て、北海道大学大学院理学研究院准教授。学術会議連携会員(行動生 物学分科会幹事、若手アカデミー会員)。「鳥の歌行動」「求愛ディスプレイ行動」などの研究から、コミュニケーション行動の機能と進化を個体発生と生活史の観点から考察している。
オス・メスがお互いにアピールし合っている
──このインタビューでは、鳥たちのコミュニケーションについてお話を伺っていきます。彼らの求愛活動は単純ではないことがわかってきているそうですね。
相馬 そうなんです。例えば、動物たちの求愛活動はオスがメスにアピールして、それに対してメスが「いいよ!」とか「よし!」といった判断をしている関係があると言われてきました。けれども私たちが見てきた鳥たちは、オス・メスがお互いに意中の相手にアピールし合っていることが確認されています。頑張って求愛しているのは、オスだけではないんですね。
それから、メスが相手に求めるポイントはどの個体も同じわけではないことがわかっています。羽が真っ赤だったり、極彩色だったりする鳥がいます。そうした鳥では、色が鮮やかなオスのほうがメスにモテるとされてきました。比較するポイントを色だけに絞るのであれば、赤ければ赤いほどメスにモテる傾向があると示すことは簡単です。けれども鳥たちをよく観察していくと、どうやら鮮やか色をしたオスが必ずしもすべてのメスにモテるわけではないことがわかってきました。
羽が赤いとこの子にはモテる。歌がうまい場合はこのメスにはウケる。あるいはダンスを重視しているメスもいるようだ、といった具合に個別の関係性があるわけです。けれども、どの特徴に反応しているのかを実験などで示すことはとても難しいこともあって、「羽が赤いほうがメスにモテる」といった大雑把な理解がなされていました。
──具体的にはどのような実験・研究によってそうした多様性が明らかになったのでしょうか。
相馬 サバンナなどに生息するセイキチョウという青い鳥がいます。この鳥はタップダンスをするように超高速で足をパタパタと動かします。とても速くて、普通の人間の視覚では見極められないくらいです。ハイスピードカメラで撮影して、解像度を上げることで初めてその動きが確認されました。こうした猛アピールは一般的にはオスがメスの気を引く際に見られる行動ですが、セイキチョウの場合はオス・メスの性差に関わらず、タップダンスを踊っていることがわかりました。
その上で次に私たちが予測したのは、オス・メスにかかわらず、その運動パフォーマンスが高い個体がモテるのではないかということです。うまく踊れると異性にモテるからこそ、ダンスが進化し得たのだろうと考えたわけですが、実際には運動パフォーマンスだけが異性を引き付けるポイントではありませんでした。
セイキチョウはタップダンスを踊っているときに音が出るんですが、その音に反応する異性も確認されました。それから、青が綺麗であることなどの見た目の派手さを重視している個体もいました。いろいろな組み合わせを試してみて、異性にウケるポイントはタップダンスの良し悪しには限らないことがわかったんです。
結局、運動能力の高いやつが、必ずしも全員から「いいね」をされている、つまりお互いに求愛する行動が見られるわけではなかったんです。タップダンスは一つの大きな要素ではありますが、見た目の綺麗さ、その時に歌っていた歌、ダンスの際に出る音、自分と近縁かどうか、などもつがいになる上での判断材料になっていることが推測されました。
──足を一生懸命パタパタさせても響かない相手もいるわけですね。
相馬 それぞれ求めているニーズが異なるんですね。興味深いのは、以前に会ったことがある、知っているといった過去の経験も影響していることです。それから年齢も関係しています。
──やはり老いてしまうと人気がなくなるのですか?
相馬 そもそも動物たちは老化が顕著ではなくて、あるところでスコッと死ぬ傾向があります。だんだんと老いてくることはあまりないんです。そうすると、平均的な寿命よりも長く生きている個体はクオリティが高いことの証でもあるので、案外モテたりするんですよ。普通は5歳ぐらいで亡くなる鳥が6歳まで生きていたりすると、「あなたの遺伝子を受け継いだ子どもを残したら、その子もコンディションが良いはずだ」と受け止められることがあります。だから死ぬ寸前のヨボヨボじゃなければ、高齢だからといって著しく不利になるわけではない。
恋に落ちやすい鳥、滅多に恋しない鳥、移り気な鳥
──求める要素がマッチする個体が出会うと、必然的につがいになるのでしょうか。
相馬 私たちはジュウシマツ、ブンチョウ、セイキチョウなどいろいろな鳥たちの求愛行動をひたすらに観察してきましたが、恋に落ちやすい鳥とそうではない鳥がいるんですよ。例えばブンチョウは恋に落ちやすくて、簡単に「あなたに会えて良かった」みたいな感じになります。しかも、その関係がずっと長続きします。おそらく彼らはシングルでいることが大きなデメリットになるので、とにかく単独ではいたくないのだと思います。なので相手を見つけたら、その相手とずっと長くいる傾向があります。
──ブンチョウは良い子ですね。
相馬 そうですね(笑)。離婚しない鳥なんです。逆に先ほどお話ししたセイキチョウは、滅多に恋に落ちないんです。オスとメスを出会わせても、盛り上がることはまずありません。片方が「あなたいいかも」といった素振りを見せても、相手は「いや興味ないね」みたいな感じになっていることが多い。彼らはガードが高くて、いろいろな条件を見ながら選り好みしています。なので、恋に落ちる決め手が何なのかは、まだよくわかっていません。
──セイキチョウは、つがいになる個体をだんだんと好きになっていくのでしょうか。それとも自分が求める相手になかなか出会えないのでしょうか。
相馬 セイキチョウの生態を考えると、なかなか見つからないのかもしれないですね。これは推測ですが、彼らは厳しい環境に生息していることが多いこともあって、とても慎重な性格をしています。捕食されやすいので、トゲトゲな木に巣をつくって、そこに捕食動物である哺乳類のフンを塗り付けたりしています。それから托卵もされやすい。ですから、夫婦でしっかりと力を合わせないと、うまく子どもづくりができないのだと思います。要するに、簡単に繁殖の成功に至れないわけです。なので、とても相性が良くて、うまくやれる相手とでなければつがいになろうしないのかな、ということを想像しています。
──移り気な性格の鳥もいますか。
相馬 いますね。ただ、私たちが飼っている鳥では少ないですね。移り気な鳥は、毎年のように頻繁に相手が変わるような繁殖形態を持っているのだと思います。それから渡りをする鳥の場合は、渡りの期間中は関係が破綻していることが多いですね。定住性なのか渡りをするかは、夫婦関係のあり方に影響を与えている可能性があります。
──鳥は一夫多妻的な関係にあるケースは少ない?
相馬 そうですね。一夫一妻で長期的な関係を築く鳥が多いですね。ただ、冬場になるとつがいを解散する鳥はけっこういます。大きな群れを形成している鳥もつがいを解散している場合があります。そういうケースでは、短期的につがいになっているのかもしれません。私たちは観察している熱帯にいる鳥たちは、あまり季節性がないからなのかもしれませんが、パートナーと常に一緒にいますね。人間も、相手を頻繁に変えるという人は割と少数派で、相性が合うカップルは比較的長く添い遂げる傾向がありますね。
──周囲の人間のカップルを見渡すと、それぞれ相手に求めている要素は違いますね。恋愛は組み合わせなのだと実感します。
相馬 まさにそうだと思います。私は学生たちに「ある友だちが誰かのことを『素敵』と言っていたとしても、それに同意できないでしょ」と言っています。みんな好みは様々で、「あなたは彼を好きかもしれないけど、私にはちょっと……」という感じにすごくバラつくんですよね。そう考えると、「この人じゃなきゃダメだ」とか「この人がいい」という感情はすごく不思議なものだと思うんです。好みは多種多様ですが、いずれにせよ人間はパートナーシップを結べる特定の相手を選んで、無二の関係を築くのが基本的な関係になっていますよね。
──小さい頃から鳥が好きだったのですか?
相馬 自然は好きでしたが、鳥が特別に好きだったわけではなかったんです。ただ、子どもの頃から動物行動学をやりたいと思っていて、それは変わっていません。研究者によって、自分でどういう答えを見出したいのかは違ってくるのだと思いますが、私は究極的には「なぜその現象があるのか?」ということが常に気になるんです。音楽にしてもダンスにしても、そもそもなぜ存在しているのか、それを考えたいんですね。
遺伝子や神経細胞などのメカニズムを解析することでその疑問を明らかにしようとする人もいますが、動物行動学はそうした「そもそも論」を考えることに向いた研究だと思っています。私はそれまで常識だとされてきたことを、よくよく考えてみたら違うのではないかと疑ってみる習慣があるんです。人は生物学の教科書に記載されている話は正しいのだと思い込んでしまうものですが、盲点になっているテーマは割とあって、それをめくるのが好きなんです。それまで常識とされてきたことをひっくり返すような発見を提示することが目標ですね。
カラスから逆に観察される?
──鳥を研究対象に選ばれた理由は?
相馬 卒業研究の対象がカラスだったことが直接的なきっかけでした。私が「動物をやりたい」と指導教官に伝えると、「それじゃあカラスが良いのでは」と提案されました。どうも私は野山に潜り込んで泥にまみれるタイプではないと判断されたのだと思います。カラスなら東京にもたくさんいますから、身近で観察できますからね。
カラスを観察していてすぐに気付いたことは、個体識別ができないことでした。オス・メスの区別もつかないし、誰が誰だかわからない。彼らのコミュニケーションはものすごくおもしろいのですが、それが研究を阻んでいるわけです。そうした事情もあって、鳥たちのコミュニケーションを知りたいと思えば、飼育された環境でなければ難しいんです。
──以前に香田啓貴さん(東京大学大学院総合文化研究科准教授)にお話を聞いた際に、屋久島の野生の猿たちをひと月くらい観察していたら、ある日突然見分けられるようになったと言っていました。
相馬 サルの群れの場合は同じ顔ぶれを毎日見られますが、カラスは定住性ではないし浮浪カラスがフラッとやって来たりするので、離合集散が激しいんですね。それにカラスは個体数が多過ぎる。
ただ私はカラスたちを見分けることができませんが、観察を続けていると逆に彼らが私のことを認識するようになるという現象が起こるんです(笑)。
──そうなんですか。カラスに見張られているような気分になりますね。
相馬 カラスは好奇心旺盛ですから、私のことを興味津々で見ています(笑)。北大のキャンパスにいるカラスたちも私のことを個体識別していると思います。私は彼らの行動を見て、「いつも会っている子かな?」と想像したりはしますが、よほど特徴的でなければ見分けはつきません。
──カラスを対象にどういった研究をされたのですか?
相馬 ロシアやヨーロッパに主に生息していて、北海道にもたまにやってくるワタリガラスでの知見をふまえてハシブトガラスを研究しました。これらのカラスは餌を見つけると、声を出して仲間を呼ぶんですね。私が卒業研究の頃やっていたのは、仲間を呼び寄せる際の声を特定するというものでした。いつも餌をあげて呼び寄せていましたから、私は彼らから「餌をくれる人だ」と余計に個体識別されることになりました(笑)。
──カラスは餌を独り占めにはしないんですね。
相馬 独り占めする場合もありますが、仲間を呼ぶことが多いですね。ワタリガラスもそうです。ハシブトガラスだと、ゴミ捨て場にカラスが集まっていることが多いのは仲間を呼んでいるからです。ワタリガラスの場合、若い個体がギャングのように群れることで、縄張りを持っている強い個体を排除して餌(動物の死体)を奪うこともあります。カラスは生活史段階によって群れ性が変わるので、攻撃的な時期もあれば、逆に群れてみんなと仲良くするほうが良い時期もあるのだろうと考えています。
つがいの引き立て役になる第三者の存在
──常識とされていたことを覆すような研究をされたいとのことでした。今までのご自身のご研究で知的な興奮を得た成果をお聞かせください。
相馬 霊長類でも鳥類でも、その社会の規模が大きくて複雑なほどコミュニケーションも複雑になるという仮説があります。霊長類の場合、群れのサイズが大きいと、ボスも登場するし、群れのなかで役割分担や利害の衝突も生じてきます。けれども、鳥の場合はそれがあまり綺麗には出て来ません。例えば100羽の鳥の群れがいたとしても、社会が複雑とは限らないんです。だからと言って、鳥たちの社会や彼らの関係性が単純なわけではありません。
私自身の研究で言えば、バーベットという分類の鳥に見られる共同繁殖という現象に接したときには、その構造の複雑さに驚きました。バーベットはキツツキに近縁なグループで、日本語ではゴシキドリと呼ばれています。アフリカに多くいて、アジアではタイや台湾に生息していますが日本にはいません。
鳥の群れのなかで上位にいる個体のことをアルファオス(あるいはメス)と呼んでいます。アルファオス・メスがつがいを形成して繁殖しているときに、そこに非繁殖個体──ヘルパーと呼びます──が一緒に留まっていることがあります。この状況を共同繁殖と呼んでいます。共同繁殖が起こっているときは、オスとメスのあいだの結び付きが進化しやすいことがわかりました。鳥のオスメスの結束が高まるとオスとメスが鳴き声を絡めてデュエットするようになったりします。これを「デュエットが進化する」と呼んだりしています。
つがいの縄張りに居候みたいな存在がいるわけですから、利害関係は当然衝突します。ヘルパーは一応そこにいてもいいことになっていますが、夫婦からは「子どもを育てるお手伝いくらいはしてよね」といった感じでお互いにせめぎ合っています。ヘルパーは、本当は自分も繁殖相手を欲しいのかもしれないし、夫婦を騙して繁殖地を乗っ取りたいのかもしれない。きちんと子どもの世話を手伝ってあげるかどうかも未知数です。
そうすると、必ずしも全員にとってベネフィットがあるとは限らない状況です。けれども、アルファオス・メスはこの状況下でデュエットがより進化します。おそらく、「うちらはこんなに強く結び付いているからね」といった感じで、その周りにいる個体に見せ付けているという状況が生じているのだと考えられます。それによって夫婦の結び付きが一層深くなっている。
──私とあなただけの世界ではなくて、第三者によって両者の結び付きが深まるわけですね。ヘルパーは両者の引き立て役のようで、気の毒な存在でもありますね(笑)。
相馬 そうなんです。動物の場合には、オスとメスは一対一の関係のみだとされていましたが、その周りがあって進化し得る構造があったわけです。最初にお話ししたセイキチョウもオスとメスが求愛し合うことは、単に相手のためではなくて、周りに見ている個体がいるとより顕著になることがわかってきました。これは、「ああそうなのか!」と自分のなかでは腑に落ちた研究成果でした。
歌わない鳥のコミュニケーション
──今はどのようなご関心をお持ちですか?
相馬 最近は、声を失った鳥のコミュニケーションに興味を持っています。多くの方にとって鳥はさえずりに象徴されるようによく鳴く生き物ですよね。けれども、声を介さずにやり取りをしている鳥が実は結構います。そういう鳥たちのことをボイスレスと呼んでいます。日本人に身近な鳥だと、コウノトリは声がありません。
人間は声帯を調節することで声を出しています。鳥の場合も同じように、空気が通るときに筋肉で調節して音を出していますが、ボイスレスな鳥たちは解剖学的にそれができないことがわかっています。なので管に空気が通るような「シュー」っていう音はしますが、調節できないのでそれが声になって鳴くことはできません。コウノトリの場合には、声は出せませんが嘴で音を鳴らすことがあるんです。羽で音を出す鳥もいます。
私は声という機能を失う進化はすごく不思議だなと思うんですよ。声の代わりに嘴や羽で音を出すのであれば、声を持っておけばいいじゃないかと。その理由をなぜなのだろうなということを考えています。
──最初から声がなかったわけではなく、進化の過程で失っているのですか?
相馬 基本的には鳥のご先祖はみな声を出していたはずなので、どこかの時点で失ったのだろうと考えられています。一部の分類では、声がすごく小さい鳥もいるんですよ。それから、声はあるのだけど、身体を使っていろいろな音を出す鳥は結構います。声を出せばいいのに、そういうやり方で音を出しているのかしらと最近はずっと考えています。
──その理由を探るためには、どういったアプローチがあり得るのでしょうか?
相馬 このタイプの研究は行動実験ではなくて、鳥類全般の系統樹に沿ってデータを集めることで推測します。進化の過程で、獲得と消失がどういうところで起こっているのかをつぶさに見ていくわけですね。網羅的にデータを集積して統計的に検証するしかありません。今はそのためのデータを集めつつあるという段階です。
セイキチョウのタップダンスも、あれは音が出ています。なぜわざわざそんなことをしているのだろうという根本的な疑問にもつながってくる話なんですね。
──その理由をどのように推測されているのですか。
相馬 仮説としては、発声で出せる音のバリエーションが少ない場合に、身体で音を出すことで補うかたちでの進化が起こることはあり得ると考えています。けれども、出せる声のバリエーションが少なくなるという方向の進化がなぜ起こるのか。ここはとても不思議ですね。
声を失うことと、声が小さくなることは同義ではないのかもしれません。実は声が小さくなる方向に進化した鳥もいます。たとえばコキンチョウという鳥は、声がすごく小さいんです。ただ、彼らばヒソヒソ声でものすごく複雑なことを言っている可能性があります。音の種類もたくさんあって、周波数も変えているようです。
──鳥と人間にはずいぶん共通点があるとも感じました。鳥とのアナロジーで人間を考えることにはついては、どのようなスタンスでいらっしゃいますか?
相馬 鳥と人間を比較対照することはものすごくおもしろいと思いますが、私は人間のことは遠くから見るようにしています。そういうスタンスですね。人間に関しては、どうこうすべきとはあまり思ってもいません。ただ人間もすごく不思議な動物であるなと感じています。私が特におもしろいと思うのは、何で音楽があるのだろう、なぜ踊るのだろうということです。進化的に考えると、役に立つからそれを持っているはずだと私たちは思いがちですが、音楽やダンスはいかにも役に立たなそうなのに、どこの社会にも存在していますよね。
──エネルギーのムダ使いのようにも思えますね。
相馬 そうなんです。人間はムダなことをたくさんするじゃないですか。実は動物もそうなんです。とにかく生き延びるために生きてきた割には、ずいぶんムダなことをしている。動物の場合には、実験や観察をしながらその理由をいろいろなかたちで検証できますから、それがおもしろい。鳥の行動を研究しながら遠くに人間を眺めることは、とても興味深いですね。
(終)